森ん子日記

春が暑い!

森ん子は今日も散歩へ。

ま、まぶしい!
まぶしすぎる!
太陽がっ!太陽がすでに強いー!

4月でもうこの暑さとは先が思いやられますが、それなら尚のことこんな気持ちのいい時期を逃してはなりません。

陽が差すと暑いのに、日陰は風が吹くと寒い。

空調の効いた室内ではこんな温度変化に対応する必要もなく一定の快適を享受できますが、そもそも自然というものは人間の快適さとは離れたところにあります。

「暑いぞ」「あれっここは寒い」「長袖もってくればよかった」「もう半袖じゃないと厳しいね」
こういう自然の小さな変化に気づくことはすべての感性の出発地点だと思います。

自然の中は毎日違う。
ついさっきとも違う。
ここは暑い、日陰は寒い、風が変わった、空気がちょっと湿ってきた感じがする。
自然のなかの小さな変化に気づく。
そして、自然の中にいるときの自分自身の変化に気づくこと。
そしてネクストステップは、自分に起きた変化に自分で対応できる力をつけること。
「暑いから一枚脱ごう。」「風が吹くとまだ寒いから次は長袖もってこよう。」
小さなことだけど、この気づきと選択と決断の積み重ねの日々が、強くたくましく賢くしなやかに生きる力を育ててくれるのではないかと考えています。
それはすべて、自然という学校からいただくことができるLifeへの大いなる叡智だと思っています。


Aくんが木の下に座ってじっと何かを見上げてる。どうしたの?
「風で梅が落ちてくるの待ってる。」
わたしたちが遊ぶ場所にはいたるところに梅が大切に育てられています。それに触れてはいけません。
ならばと、風に吹かれて落ちる梅を狙っています。そして、「風よ吹け〜!」と念をおくる。。
みんな必死です。

貴重な春の恵み、たけのこはイノシシたちに先回りされ、まったく収穫できません。

でも、背中にも小脇にも、独特の戦利品。
おめでとう(T_T)


木を登る。
しっかり掴む。
怖い、怖いけど登る。
そこから見える景色はどうだい?
そして、登るんだったら、自分で降りるまでの責任を自分でとる。
小さいけど確実にある挑戦と勇気の種。

トライアンドエラーの日々。
そんな日々の積み重ねです。

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