森ん子日記

竜岩で川遊び

今年も竜岩にやってきました!
実は去年も一昨年も、竜岩の日はあいにくの雨模様。それでも雨を浴びながら泳いだんですが…。
今年は絶好の川日和!でした。

最高の晴天とギラギラ太陽!さっそく川に入るぞー!っと、言いたいところですが、はやる気持ちを抑えて…まずは広場で運動会ごっこを!今年は暑くて暑くて…思うように運動会にむけた練習に時間が取れていません。焦る保育士…!
運動会ごっこで走り回って、たっぷり汗をかいてから冷たい川に入ろう!
竜岩の広場をお借りして、リレーにかけっこ、運動会遊びでつなひきも!

ひなたは暑すぎて…。こんなに広い広場なのに、狭い日陰を探してぎゅっと集まって活動…。汗が止まらない!

でもやっぱり外はいいなー。
原っぱは草の匂い。朝露で草がじっとり濡れた地面をワーワー言いながら走る。朝露のしずくも太陽に照らされて宝石みたいに光ってる。涼しい風が愛おしい。
最高だーーーー!

子どもたちからはいつもよりずいぶん早い「お腹すいたーー!」コール。
みんな興奮してたもんねぇ、よく動いたし!そりゃおなかもぺこぺこだ。
お母さんたちが心を込めて作ってくれたお弁当で元気を取り戻し、よーし川にいこうー!

川はとても穏やかで、水面はキラキラしています。でもそれは川の表情の一部です。甘く見てはいけません。

ライフジャケットのサイズを合わせ、ウォーターシューズをはいて。自分の命を守るギア、しっかり準備します。くつがもし川で流されても取りに行きません。それは保育士の仕事。自分の生命を守る事がなにより大事です。どれだけ夢中になっていても、大人の視界から外れない、大人より下流にいかないこと。異常を知らせるホイッスルがなったら遊びをやめること。
こどもたちと安全の話をしっかりと共有して、いざ川へ。

夏休み前のプール活動ではドキドキしたり、水が顔にかかるのすら嬉しくないような子もいたけれど、なんだか夏休みにずいぶんたくましくなったみたい!
ご家族やお友達と川や海にもたくさん遊びに行ったのかな。水とすっかり仲良くなったね。
年少、年少少のおともだちは浅い岩場で遊びます。カニや魚はいるかなあ。

年中以上になると、急流や深いところにいきたくてウズウズ。。。
では行くか!沢登りの冒険へ。

沢登りは、重心を低く落として、這うように歩きます。そうしないと簡単に流れに足を取られます。自分の足で感じる、水流の緩急。急に深くなったり、うねっていたり。つるつるすべる岩と、ゴツゴツ角ばった岩。目で見えないから、足の裏で用心深く感じます。

先頭をいく保育士は安全なコースを選んで先導しますが、大人を鵜呑みにしてはいけません。
こどもたちが自分で感じて、自分で決めるのです。どのルートが安全か、どのルートが自分の背丈に合っているか。

一瞬一瞬が緊張の選択です。
このひりひりした緊張感がこのあとの自分の自信につながることをこどもたちは知っています。
目的地に到着!

でも、さらにこの先がどうなってるか見てみたい、行ってみたい…ウズウズ。「もっと先に行ってみない?」とお誘いすると、名前に『あ』のつく3人の女の子が勢いよく「いくーーーーっ!」!

「ぼくたちはもうここでいいや、いってらっしゃーい!」と見送られながら、名前に『あ』のつく女の子3人とさらなる奥地への冒険に出発!
川がどんどん狭くなり、流れも速くなります。草も高くなり、うーん、ここまでかな!もっと奥にいきたそうだった好奇心満タンの3人組!おつかれ!みんなもよくがんばりました!

そのあと深いところでもうひと遊びー!
あんなに暑かったのに、水の中は冷たいーーー!ひぇー!ぶるぶる!さむーいー!寒けりゃ寒いほどゲラゲラと笑いの止まらないこどもたち。

せせらぎで遊ぶほしゆめさんと合流、沢登りの冒険を終えた年中、年長組、なんとも誇らしい達成感に鼻の穴膨らませてニヤニヤしておりました。

あーーーーー楽しかった!くたくた!
明日は土曜日、おうちであったかいお風呂に入ってゆっくり寝るんだよー!
(あず)

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