森ん子日記

天拝山登山2023〜登山編〜

お昼ご飯を食べ、いざ天拝山へ。
先頭にゆめ組(年少少)ほし組(年少)、中間点をそら組(年中)、最後尾をにじ組(年長)が守ります。

この天拝山登山のためになんと事前に登山のリハーサルをしてくださったご家庭も!
ありがたや〜

森ん子では天神さまの径を登山に使います。

雨で湿って滑りやすい。
登山道はいつもの歩道とは全然違います。
凹凸一つ一つがこどもたちの足の長さには大きなハードルです。

○合目の石碑を見つけては、彫られている梅の印字にタッチして「○っつ目ゲットー!」と言いながら自分をささやかに奮い立たせます…

8合目あたりからゆめ組の男の子がきつくなって泣き出しました…
リュックを保育士が代わりに持ちます。
でも登るのは自分の足です。
完全に心は挫けかけていますが、足はしっかり地面を踏みしめます。

3歳の女の子がずっと2歳の子の手をひいてくれました。

「頂上だぁー!」
「ついたよー!」「ヤッホー!」

遠くに見える宝満山からは水蒸気が立ちのぼります。
天狗さんが住む四王寺山もしっかり見える。

ゆっくりする暇もなく下山です。
お母さんたちの待つ下界へ。

帰り道、野いちごがところどころに。

山水のせせらぎ。
本物に五感で触れて感じるリアル。

崖のぼり。
地面も葉っぱも雨で濡れて思うように登れません。それでも果敢に向かう。

こりこりさんが滑り止めにと朝から綯ってきた縄。靴底がすり減ってツルツル滑ってしまう子の滑り止め用の縄でしたが、いつの間にか『これがあるとつらくても登れる魔法の縄』に変身していて、子どもたちの争奪戦…
つけてもらえなくて悔し泣きする子まで…笑

途中で縄が外れると「もうこの縄がなくてもイケるってことだよ!卒業だ!」と、次のくたびれた子の足に渡っていきます。 

「村がある!」4歳の女の子が発見した切り株の中の森。
センス・オブ・ワンダーあふれるこどもたちの感性の瑞々しさたるや。
 
無事に下山!
戻ってきてミカンを食べて、元気が戻りました。

今日も一日、楽しかったな!
今日もまた一つたくましくなりました。

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