今年の春の登山は展望台に登ります。新入園の子どもたちにとっては初めての遠出です。登園を自粛してくれていた子どもたちも、まだまだ調子が戻っているわけではありません。ゆっくり豊かな新緑の森を進みます。

早速何かを発見。

きれいな野イチゴ。宝石みたい。

市販のイチゴは食べない新入園児のTくん。なぜかこのイチゴは食べるのです。不思議ですね。

やわらかいヨモギ。「お母ちゃんにお土産。持って帰ろ」

薄暗い森の奥に小さな滝があり、その奥には苔むした祠があります。そこに行くにはこの石の橋を渡らなくてはいけません。この橋の下には気味の悪いトロルが住んでいます。

勇気を出して橋を渡ります。

先にわたった勇敢なにじぐみさんは、おじけづいているほしぐみさんに「トロルおらんよ。今のうちに渡り~」と橋の下をのぞきながら教えてくれました。

「だれだ~おれの橋をガタゴトいわせるのは~」「とっとと行ってしまえ~」絵本の言葉があふれてきます。

やった~みんな渡れたよ。

しっとりした森はまるで絵本の世界です。子どもたちの想像は大きく膨らみます。

さあ、どんどん登れ。自分の力で一歩一歩登れ。ふかふかの道をしっかり登れ。

やったー!みんなで登ったよ~

森ん子見えるかな。

仲間と共に登りきったという喜びや達成感は、子どもの心にゆっくりと蓄えられます。

それが他者への思いやりや優しさにつながり、子ども一人ひとりの大きな自信に広がるのです。そしてやる気へと発展していきます。頑張った後の子どもたちの後ろ姿は何だかたくましいですね。