森ん子で毎年初夏の恒例となっている天拝山登山。
日々自分の荷物を背負って、歩いて遊んで足腰をしっかり使っている森ん子ちゃんたちではありますが、この登山はこの時期の一つのチャレンジです。
4月に入園したばかりのゆめ組(年少少)、ほし組(年少)にとっては登山という経験へのチャレンジ。
そら組(年中)にとっては去年の自分との変化や進化を確認するチャレンジ、
にじ組(年長)にとっては下の子たちのペースに合わせること、最後尾を守るというミッションがあります。
この時期は暑さや湿度が本格化する前(と言っても、数日前の太宰府では31℃を記録していました。。)で、川遊びも楽しい、野いちごや木いちごもあり、木々の葉やコケの緑、鳥のさえずりや虫や生き物たちの気配にワクワクします。
どんなことして遊ぼうか…と計画したけど…
当日は雨!
風が吹くと肌寒い。
予報では朝には上がると言っていたのに、空はうすいグレー色の雲に覆われています。
でも、雨の功名?
周りに登山客もいらっしゃらず、屋根のある舞台がたっぷり使えそう!
あめあめやんどくれ〜のわらべうたをみんなで歌い、神様にお願いします。→ちょっと有効?うむ。。
お次はリズム。
保育室より広くて思いっきり走れる!
が、しかし、雨は降り続いています。
でもすっかり雨の景色に慣れてしまって、小雨は雨のうちに入らない気がしてくる錯覚。
こどもたちに相談します。
「思ってたより雨がずっと降り続いてるね。せっかく登山にきたけど、どうしよう。」
すると子どもたちから口々に、
「登る!」
「登る!」
「登るしかないっ!」
「帰りたい…」
「家で遊ぶしかないっ!」
「登るー!」
「登るしかないっ!」
帰りたい…と呟いた子もまわりの「登るしかないっ!」に背中を押され、雨を見て登山決行に決定!
腹をくくって午前中は舞台広場で、
かごめかごめ
花いちもんめ
だるまさんがころんだ
ゲラゲラ言いながら遊び…
登山をがんばる我が子へと作ってくれたラブレター代わりのお弁当を食べ…
そうこうしていると雨が止んで、遠くの方は空が明るくなってきました。
登るしかないっ!
登山編に続く…